寝ている最中に歯ぎしりをしてしまうのはなぜ?
こんにちは、山形県鶴岡市のパーソナルトレーニングジムPUMPOLOGY(茂八ジム)店長の中村です。
今回は歯ぎしりについてです。寝ている時に歯ぎしりをしてしまい困っている、という声もよく聞きます。
歯ぎしりはなぜ起きる?
歯ぎしりの原因はいくつかありますので見ていきましょう。
ですが、詳しいメカニズムはまだあまり判明していません。
まずはストレスです。
ストレスを感じると、無意識に歯を嚙み締めたり、音が出るくらい歯同士をすり合わせたりし
て発散しようとするためです。
次に嚙み合わせや骨格によってです。
上下の歯の噛み合わせやバランスが悪いと、普段から知らず知らずのうちにストレスが溜まり歯ぎしりが起こることがあります。
顎の骨格も関わっているとも言われています。
三つ目は、飲酒と喫煙です。
アルコールやタバコによるニコチンの摂取は、そもそも睡眠の質が低下することにつながりますので浅い睡眠になります。
それが、歯ぎしりをより悪化させてしまいます。
他にも、睡眠時無呼吸症候群や逆流性胃腸炎などの病気や薬の副作用によっても起こりえると言われています。
歯ぎしりをすると何が起きる?
一番影響を受けるのは、やはり歯と歯茎です。
普段食事の際の咬合力は男性60kg、女性40kgと言われています。
ですが睡眠時の歯ぎしりの場合、なんと体重の2~5倍の咬合力で顎骨に500~1,000㎏程の荷重が掛かると言います。
これだけの力が加われば、歯もすり減ってしまいますし、歯を支えている歯茎にも過度な負担を掛けてしまいます。
この強力な口内、顎への負担は筋肉の緊張を誘発する可能性もあり、肩こりや頭痛にもつながってしまいます。
自分で出来る対策とは
改善には、歯医者で適切な処置をしてもらうことは言わずもがな大切です。
では、日常生活の中でも出来る対策・予防はどの様なことがあるでしょうか?
大きく3つご紹介します。
1.睡眠の質の向上
しっかりと睡眠をとらなけば歯ぎしりを予防することが出来ません。
睡眠の質を上げるためには、体内時計・自律神経を整えることが重要です。
朝に太陽の光を浴びる、就寝前にスマートフォンを見すぎない、短時間瞑想
をしてみるなど自分でも容易に出来そうなことからはじめてみましょう。
2.リラックス・ストレス解消
歯ぎしりの詳しいメカニズムはわかっていないことも多いですが、ストレスが一番の原因であるとされています。
ストレッチをする、好きな音楽を聞くなど、ご自身にあった心身のリラクゼー
ション法を探してみましょう。
3.適度な運動
適度な運動をすることで気分転換・ストレスの解消につながります。
心地良い疲労感で睡眠の質の向上を狙えますし、没頭することはストレスの解消にはもってこいです。
軽い散歩からでも行ってみてはいかがでしょう?
睡眠中の歯ぎしりは体からのサインかもしれません。
睡眠の質やストレス、普段の生活について見つめ直すいい機会にしていきましょう。
ありがとうございました!
各種SNSはこちら↓↓↓
【Instagram】 GYM_Pumpology
【Youtube】 GYM Pumpology
パーソナルトレーニングの依頼は下のリンクからお願いします↓