ストレッチって結局、何に効果があるの?


こんにちは、山形県鶴岡市のパーソナルトレーニングジムPUMPOLOGY(茂八ジム)店長の中村です。
今回は今一度ストレッチの効果について説明していこうと思います。

ストレッチって結局、何に効果があるの?

運動前にストレッチをしましょう、筋肉痛にならないようストレッチをして終わりましょうなどの言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
実際、ストレッチは何に効果があるのか、やった方がいいのかどうなのか見ていきましょう!


〇何が伸びている?
ストレッチをすることで何が伸びているか意識したことはありますか?
筋肉は伸びていますが、基本的に腱は伸びません。
極論アキレス腱を伸ばすストレッチをしてもふくらはぎの筋肉が伸ばされているだけでアキレス腱は伸びてはいないのです。



〇柔軟性
最近の情報で一番驚きを感じるのは、柔らかいのは何故なのかということです。
前屈がベターっ床につく人は、関節が柔らかいと思いますか?筋肉が柔らかいと思いますか?
これがまさかの結果で、硬い人・柔らかい人の差は痛みに強いかどうかということです。
体力テストでやった記憶のある長座体前屈、40cmの人はそこまで痛みを感じない、
60cmの人は60cmまで痛みを感じないというような感じです。



〇関節の柔軟性
関節可動域を広げるのに必要な時間について考えてみましょう。普段一つのストレッチに何秒位掛けているでしょうか?
こちらは30秒がベストいうことが言われています。60秒でも効果は長い分多少増しますが、
タイムパフォーマンスを見ると30秒が効率が良いということです。
逆に10秒20秒の短時間だと、可動域を広げる観点から見ると効果がないと言われています。



〇筋肉の柔軟性
まず筋肉の柔軟性とは?というお話ですが、伸び方・張り・凝り、指で押したときに感じる硬さが筋肉の柔軟性のイメージです。
筋肉の柔軟性向上には、関節の時間から大きく増え120秒が少なくとも必要ということです。
ここで、120秒は流石に厳しいという人に朗報です。
この時間は、60秒×2セット、30秒×4、10秒×12でも合計で120秒出来れば効果が出るという研究もあります。



〇最新研究での効果の考え方
体が柔らかいということは痛みに強いからというのは驚きですが、それも踏まえて何の良いことがあるのというのかを考えてみましょう。
ストレッチをすると、可動域の痛みに耐えられる範囲が広がるというだけでなく、伸ばした箇所の痛みの感じ方を軽減する効果があります。
痛みの軽減でなく、感じ方の軽減なの?と思うかもしれませんが、これだけみてもいい効果があります。

例えば腰痛の原因には、筋肉の負傷、脊髄・椎間板の負傷などがありますが、慢性痛の原因の中には痛い気がするやストレスからくるなどの精神面
からくるものもあります。ここに上で挙げました痛みの感じ方の軽減が効いてきます。痛い気がするを和らげることが出来ますし、
ストレッチのリラクゼーション効果はマッサージにも劣らず高いです。
身体機能的にも、可動域が広いということはある程度無理な体制になっても、関節にゆとりをもてるので痛みの軽減につながります。



〇日々の取り入れ方
毎日全身を120秒ずつストレッチをすると早くても30分は掛かってしまいます。これは日常生活の中では好きでないとなかなか難しいと思います。
おすすめは、慣れるまでは上半身の日・下半身の日など分けて、30秒を一日の中で4セットと小分けで行っていくことです。
なかなか時間をとることが難しいという方は、ペアストレッチなどで人に伸ばしてもらうのも効果が高いです。
ストレッチの効果は、時間と強さに影響を受けます。自身で調整が難しいと感じる方は、
一度でも人に伸ばしてもらい感覚を掴むのもおすすめです。


ありがとうございました!
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