ストレスを深堀り～4つの原因と心身への影響とは～

2025年6月9日 2025年6月9日

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こんにちは、山形県鶴岡市のパーソナルトレーニングジムPUMPOLOGY（茂八ジム）の菅原です。
ストレスは良くないこと、という点はみんな知っているかと思いますが、ストレスそのものについての詳細については
意外とよくわからない方が多いと思います。
今回はそんなストレスについて深堀していきます。

ストレスとは

ストレスとは、外部からの刺激により心や体に負担がかかり、その負担に適応しようとする過程で生じる様々な反応のことです。
私達がよく使う「ストレスが溜まっている」という表現は、この心身の負担が蓄積されている状態を指します。
ちなみに、この心身への外部からのストレスのことを「ストレッサー」といいます。

ストレスの具体的な原因

ストレスには、以下のような様々な種類があります。

物理的ストレス
暑さ、寒さ、湿度、騒音、光、混雑、振動など

化学的ストレス
アルコール、タバコ、公害物質、薬物、栄養不足、食品添加物、室内の酸素欠乏、強すぎる匂いなど

生物的ストレス
病気、カビ、花粉などのアレルギー、炎症、睡眠不足、飢えなど

心理的・社会的ストレス
人間関係の悩み、仕事関係、将来への不安、家庭の問題、経済状況、情報過多、環境の変化など
私達がよく使うストレスは、このイメージが多いですね。

この四つがストレスの具体的な要因です。
心理的・社会的ストレスが馴染み深いですが、それだけでなく物理的ストレス、化学的ストレス、生物学的ストレスも含まれているという点が
新たな発見となった方もいるのではないでしょうか。
人間関係や仕事も順調なのに、なんだか疲労感やメンタルの不調があるといった場合は、一般的な心理的・社会的ストレスは問題なくとも、
例えば住んでる部屋がすごく冷える、お酒の飲みすぎ、睡眠の質が悪いといった他の要因の”ストレス”が心身へダメージを与えているということが
考えられます。

ストレスが心身に与える影響

ストレスが過剰になると、心はもちろん体にもさまざまな不調が現れることがあります。

心理面・精神面への影響
イライラして怒りっぽくなる
不安、憂鬱、気分の落ち込みを感じる
集中力の低下、やる気の喪失
人付き合いが面倒になる、引きこもりがちになる
自分を責める、ネガティブ思考になる

日常生活、学業、仕事などのパフォーマンスがガタ落ちしそうな内容ですね。このストレスのまま行動しようとしても良い結果を期待することは難しいので、まずはストレスを取り除くという点に集中することが効果的です

身体面への影響
疲れやすい、倦怠感、動悸、息切れ
頭痛、めまい、立ちくらみ、肩こり、腰痛、腹痛
食欲不振、または過食、不眠
胃腸の不調（胃潰瘍、過敏性腸症候群など）
免疫力の低下（風邪をひきやすくなるなど）
皮膚症状（じんましん、円形脱毛症など）

ストレスは身体にも様々な悪影響を及ぼします。病気ではないんだけど、身体の不調が止まらない、、、そんな方はストレスによってそのような状態になっているのかもしれません。日々の生活を見直してみましょう。ストレスでたくさん食べ過ぎてしまう、それで体重が増えた、とのお話しもよく聞きますが、その原因はストレスなのでそこを解消できれば食べ過ぎも予防できます◎
ダイエットにもストレス管理は欠かせない要素だということがわかりますね。

行動面への影響
飲酒や喫煙量の増加
判断力の低下、仕事でのミスや事故が増える
過度なギャンブルや浪費
身だしなみを気にしなくなる
引きこもり

行動面での影響が進むとさらなる身体や心への悪影響が進行します。病気や精神病、依存症になるまえに早めの対処をすることが重要です。

ストレスへの対処方法

ストレスは適度であればやる気や集中力を高めるなど良い影響をもたらすこともありますが、
過剰なストレスは心身の健康を損なう原因となります。ストレスをため込まず、適切に対処することが大切です。

【ストレス解消法として効果的】
・運動
・瞑想
・音楽
・散歩
・森林浴
・睡眠、昼寝
・友達や家族と過ごす
・マッサージ
・一人でボーっと過ごす
・読書
・笑う
・ペットと触れ合う

こちらのようなものがあります。
運動をすることで短期的なストレス解消にはもちろん、長期的にもストレスに強い脳を作ることができます。
瞑想は血圧を下げてストレスを減らしてくれます。どこでもできるお手軽なストレス解消方法です◎
あとは散歩や休みの日に森林浴、昼寝、夜にスマホを見る代わりに読書、ペットと触れ合いなどを日々の生活に取り入れていきたいですね。

【間違ったストレス対処法】
ギャンブル、タバコ、アルコール、ネットサーフィン、やけ食い、ショッピングなどがあります。ストレスがあるからタバコを吸うんだ、買い物をしてしまう、やけ食いをしてしまう、というのはストレス解消のためで行われているのではなく、ただストレス過剰であるために生まれた行動ということです。ストレスの解消にはなりません。
ストレスがあるからそのような行動をしてしまいます。辞めるとそれがストレスになる、というのはそれもそうですがそもそも根本的な問題の解決にはなっていません。ストレスの根本を解消すればその辞めたい行動も抑えることができます。
例えば仕事でストレスを感じるからやけ食いをしてしまうなら、転職をする、働きかたを変える、異動願を出す、などをしてストレスを産む要因を消していきましょう。そうすればストレス→やけ食いという連鎖を断ち切ることができます。

こちらの記事がストレスについて理解が深まり、心身の健康に役立てば嬉しいです。

ありがとうございました！