運動をすることは、身体だけでなく脳にも好影響があるという話

こんにちは、山形県鶴岡市の個人ジムでパーソナルトレーナーを
やっている菅原です。
運動をすると頭がすっきりして気分も良いですよね。

実は、運動で頭が良くなることが最近明らかにされています。

今回は運動と脳について。

まず、運動をするとBDNFという物質が分泌されます。
BDNF (brain derived neurotrophic factor) 脳由来神経栄養因子

BDNFは脳に栄養を送る血管の形成を促します。

そして、いままで増えずに加齢とともに減っていくと考えられていた
ニューロン(脳の神経細胞)の数を増やす効果があります。
アルツハイマー病の患者はBDNFが少ないことも発見されています。

ちなみに、
有酸素運動では記憶をつかさどる領域である海馬が大きくなります。
筋トレ自制心に関連する前頭葉が鍛えられます。
自制心以外にも集中力、意思決定力なども向上します。

つまり、筋トレと有酸素運動を両方やればいいということですね。
部活もしている学生が部活をしていない学生に勝つという例がありますが、
これも運動とBDNFが関係していたのかもしれません。

どのような運動がBDNFを分泌させるかというと、
HIITとタバタ式トレーニングです。

HIITとは20秒全力ダッシュ、10秒休憩といった高強度インターバルトレーニングです。

タバタ式トレーニングは、高負荷の運動を20秒やり、10秒休む。これを8セット繰り返すものです。

ランニング45分以上というのはやり過ぎなので、30分ランを週に2回くらいで十分です。
ただ、毎日何かしら運動はしたほうがBDNFは多く出るので、
ウォーキングや水泳を軽くやり、たまにHIITや筋トレなどをやるという感じに
アレンジするとさらに良いでしょう。

運動以外でBDNFを増やすには、
運動以外には14~16時間の軽い断食、砂糖と飽和脂肪酸を減らすこと、
太陽の光を浴びることでも可能です。

運動は頭が良くなり、ボケ防止になり、仕事のパフォーマンスも上がる。
気分もスッキリするし、やらない理由が無いですね。

運動は苦手・・・という方も、軽いのから始めればいいのです。
自転車で出勤するのも、犬の散歩も、ガーデニングも立派な運動です。
できそうなものから少しずつ始めてみてはいかがですか?
負担にならないことから少しずつやることが、
嬉しい成果に繋がります。

菅原

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