トレーニング効果を向上させるインスリンの知識について


こんにちは、山形県鶴岡市でパーソナルトレーナーを
やっている菅原です。

今回は、インスリンと筋トレの関係についてです!

まず、インスリンとは
・血糖値を下げる
・同化作用を持つ

この2つの働きがあるホルモンです。

食事をして血糖値が上がると、
インスリンが分泌されて血中の栄養
(糖やタンパク質など)を筋肉や脂肪へ取り込んでくれます。
それにより、血糖値が下がります。

また、同化作用というのは筋肉や脂肪の同化、
合成を促進する働きのことです。
つまり、筋肉や脂肪を増やす作用があるわけです。

ここで、インスリンに関係して
インスリン抵抗性インスリン感受性について説明です。

・インスリン抵抗性
インスリンの働きにくさをあらわします。
インスリン抵抗性が高ければ、インスリンの反応が鈍いということです。
そのせいで、インスリンの働きが弱くなり血中の栄養を
取り込めなくなったりします。
これが糖尿病ですね。
糖尿病の血糖値が高くなるのは、インスリンの効きが弱くなり
血管から糖を細胞へ運べなくなった結果、血中へ糖がずっとある、
多くなることが原因です。

・インスリン感受性
インスリン感受性とは、インスリンの効きやすさのことです。
インスリン感受性が高い、といえばインスリンがちゃんと
効いているということになります。

また、インスリンには働く優先順位があります。
それは、
1.筋肉
2.肝臓
3.脂肪

です。
これをインスリンヒエラルキーといいます。

インスリンには血糖値を下げる働きがある。
→インスリンはしっかり働かせたい!

インスリンには同化作用があり、筋肉と脂肪が増える
→脂肪はいらないけど筋肉は増やしたい!

この2つを考えるかと思いますが、それを解決してくれるのが
筋トレです!

筋トレをすればインスリン感受性が高くなり、
血糖値を適切に下げて
くれます。
さらに、筋肉はインスリンヒエラルキーというカーストの
トップに君臨しているため、筋トレをして筋肉中のエネルギー
が空っぽになればそこへ糖が優先的に運ばれます。
つまり、最下層の脂肪へ運ばれる糖を減らすことができる!

そして、筋トレをしていれば筋肉が増えますので、
糖質のより大きなタンクになります。
また、同化作用も筋トレの修復、筋量増加へ働くので
脂肪も増えにくくすることができますね。

また、太り過ぎはインスリン感受性が低くなり
(インスリンの効きが悪くなる)
・同化作用の減少(筋肉が増えにくくなる)
・体脂肪の燃焼低下
・テストステロン値の低下

といったデメリットが現れてきます。

目安としては、男性は15%、女性は25%あたりを
上回ったら体脂肪を落とすようにすると良いです。
バルクアップをする時も、体脂肪が多くなり過ぎない
範囲で行うことでより効率的に筋肥大をすることができます!

以上、インスリンと筋トレの関係についてでした、
最後までお読みいただきありがとうございます!

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