【トレーニング】骨盤の後傾を治して姿勢を改善・トレーニングの質をアップ
こんにちは、山形県鶴岡市のジムで
パーソナルトレーナーをやっている菅原です。
今回は、骨盤の後傾の治し方についてです。
骨盤は少し前傾している状態が理想的です。
過度に後傾していると、腰が丸まって痛くなったり、
トレーニングで正しいフォームができなくなったりという弊害があります。
そこで、その原因を解消して正しい骨盤の位置を取り戻しましょう。
では、原因とその対処方法を見ていきましょう。
1.ハムストリングス(太ももの裏)が固すぎるor強過ぎる
ここが固い=縮んでいると、骨盤が後ろへ引っ張られることにより後傾します。
そのため、ハムストリングスをストレッチすることにより伸張性を改善しましょう。
週に3回を目安にハムストリングスのストレッチを行います。
そうしていくと、骨盤が後ろから引っ張られることはなくなり適切な骨盤の角度に戻ります。
また、太もも前側の大腿四頭筋と比べてハムストリングスが強すぎることも原因です。
これは大腿四頭筋をトレーニングすることにより解消できます。
そして、梨状筋が固いことも特徴です。これもストレッチが必要です。
2.腹直筋が固いor脊柱起立筋が弱い
腹直筋といういわゆるシックスパックの腹筋が固いと、骨盤が上へ引っ張られることで
骨盤が後傾してしまいます。
そのため、腹筋をストレッチしていきましょう。
また、反対側にある筋肉の脊柱起立筋が弱くなり伸びていることも考えられます。
脊柱起立筋をバックエクステンションやデッドリフトで鍛えることも良いです◎
3.大殿筋が固いor腸腰筋が弱い
大殿筋というお尻の筋肉が固い場合も骨盤が後傾します。
ここもストレッチにより伸張性を取り戻すことで改善できます。
また、大殿筋の拮抗筋である腸腰筋が弱く伸びている場合もあります。
キックランジやニーレイズでここを鍛えて筋力を強くすることも重要です。
このように、骨盤周りの筋肉で、固い筋肉や弱い筋肉があることにより
それが影響して骨盤が後傾します。
そのため、その原因となっている筋肉へアプローチすることにより
骨盤の後傾をなおして理想的な角度へとすることができます。
適切なストレッチとトレーニングで頑張っていきましょう
ありがとうございました!
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