【ダイエット】第四弾:カロリー幅はどう減らしていくことが効果的か?

こんにちは、山形県鶴岡市のジムでパーソナルトレーナーをやっている菅原です。

次は、減らしていくカロリー幅の調整方法です。
これを失敗すると、リバウンドや減量の失敗の原因となります。
カロリー調整には、恒常性が絡んできます。



恒常性とは、身体がある一定の状態を保とうとする性質のことでした。
まず、減量においては、ずっと同じマイナス幅のカロリーで続けていると体重が減らなくなってきます。
例えば、マイナス200kcalを続けていると、最初は体重が順調に減っていても、ある段階で止まります。

これは恒常性が働き、そのカロリー(マイナス200kcal)が体にとって普通になったからです。
そうなると、次はマイナス300kcalにする、と段階的にマイナスのカロリー幅を大きくしていく必要があります。
つまり恒常性を打ち破るためにさらに大きな刺激が必要になるわけです。

さて、早く痩せたいからといって最初からまいなす500kcalなど多めにマイナス幅をとるとどうなるでしょうか?




いきなりマイナス500kcalにしてしまうと、その次にはマイナス幅を600kcalにしなければなりません。
これは恒常性のためです。“一度慣れたら、それを超える刺激を与えなければならない”ということです。

これだと、どんどんカロリー幅のマイナスが大きくなるという悪循環、ジリ貧になってしまいます。
しかも、いきなり500kcalにすると、マイナス100kcalやマイナス200kcalは無効になる、使えなくなります。

なぜなら、身体はもう500kcalマイナスという刺激に慣れているので、100や200などという
小さい刺激には反応しないからです。それでは、ここまで聞いてどうしたら良いと思ったでしょうか?




そのため、まずは小さいカロリーのマイナス幅から減量を始めましょう。
そうすれば、体重が減る→止まる→減らすカロリー幅を大きくする
これが何回もできることになります。

マイナスが100kcalや200kcal、、、としていくことで、切れる手札、引き出しが増えます。
いきなり大きなマイナス幅にすると、もう打つ手がなくなります。

ここまで知れば、もうわかったと思いますが、小さく始めていく。
これが序盤からの厳しいカロリー制限よりも大きな成果を出すことができます。

しかも、精神的・身体的にも負担が少なく、成功確率もグッとあがります。
減量は小さく始める。これが正しい減量のやり方です。

ありがとうございました!

菅原

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