現代人に多いストレートネックとは?解説とセルフでできる改善方法
こんにちは、山形県鶴岡市のジムでパーソナルトレーナーをやっている菅原です。
今回はストレートネックとその自分でできる治し方ついて紹介していきます。
ストレートネックはスマホ首とも言われ、首の骨の正常なカーブが失われて
真っ直ぐになっている状態です。
ストレートネックになってしまうと、
・頭痛
・めまい
・首や肩のコリ
・猫背といった姿勢不良
などの症状が出てしまいます。
チェック方法としては、壁にかかと、お尻、背中をぴったり合わせて立った時に
後頭部が壁につかないとストレートネックです。
ストレートネックの原因
ストレートネックになる主な原因は悪い姿勢をとることです。
長時間スマホやパソコンを見て頭を前に突き出した姿勢をとることによって
首の筋肉がこっていき、その結果ストレートネックになってしまいます。
デスクワークやスマホの使い過ぎが増えた現代病とも言えますね。
また、高すぎる枕も原因の一つです。
ストレートネックの改善方法
まずはストレートネックの予防方法から見ていきましょう。
・スマホの使い過ぎを控える
・スマホを使う際は背筋を真っ直ぐにして、目線で持つ
・長時間同じ姿勢をとらない。デスクワークで30分に一回歩いたり首、肩を動かす
・適度な運動
これらを行っていきましょう。
【改善方法】
そして改善方法としては、この2つを行います。
・頭を前方に出す筋肉のストレッチ
・頸椎の生理的前弯を取り戻すためのトレーニング
そうすれば正常な筋肉の状態になるので、ストレートネックも解消されていきますね。
つまり、
1.頭を前に出す筋肉が硬くなりすぎているのでほぐす
ストレートネックと筋肉の関係は、
頭を前に出す筋肉が硬くなり短縮位になっているため、頭が前に突き出ているという状態です。
そこで頭を前に出す筋肉をストレッチしていきます。
【この筋肉が硬くなり縮むことで、頭が前に突き出た姿勢になる。】
・胸鎖乳突筋 両側同時収縮で首の屈曲。片側のみで側屈、回旋。頭部前方位では伸展を強める。
この筋肉をまずストレッチして緊張を取り除くことが重要です。また、
【ストレートネックで酷使され固くなる筋肉】
・斜角筋群 頸部の屈曲、側屈。頭部の側方にあり、両側短縮で頭を前方に落ち込ませる。
・後頭下筋群 頸部の伸展、側屈、回旋。
・頭板状筋 両側同時に収縮で頸部を伸展。片側のみで側屈、回旋。
これらの筋肉も関連して硬くなっているので、ストレッチしていきましょう。
②頸椎の適切なカーブを保つ筋肉を鍛える(ストレートネックでは弱くなっている)
首の骨である頸椎は本来、前へ適度にカーブしています。
しかし、ストレートネックではこの前湾が消失してしまっています。
そのため、適切なカーブを取り戻すためにトレーニングが必要です。
・チンイン
→深部頸部屈筋群である頚長筋、頭長筋のトレーニング
こちらのトレーニングを行いましょう。
また、ストレートネックに付随して姿勢にも影響があるので、
・僧帽筋のストレッチ
・胸の筋肉のストレッチ
・僧帽筋下部、菱形筋のトレーニング
これらを併せて行うことも、首に間接的に関係してくるので非常に効果的です。
ストレッチとエクササイズは文章よりも動画のほうが分かりやすいので、そちらを
見ていただければと思います。
ストレートネックを治して、気持ちよく生活していきましょう。
ありがとうございました!
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