【貧血予防・味覚】なぜ亜鉛が薄毛の予防に効果的な栄養素と言われているのか?
こんにちは、山形県鶴岡市のジムでパーソナルトレーナーをやっている菅原です。
今回は体調を整えてくれる重要なミネラルである亜鉛についてです。
亜鉛はミネラルの一種で、
・カキ
・豚レバー
・牛ひき肉
といった肉や魚介に含まれます。
カキが有名ですね。他にも卵や海藻類、豆類、ココアやしいたけにも。
1日の推奨摂取量は8mgで、カキ4個分です。豚レバーなら120gほどですね。
ビタミンA、ビタミンC、クエン酸、動物性たんぱく質と一緒にとるとより働きやすくなります。
たんぱく質の合成、皮膚や粘膜を健康にする、貧血改善、生殖・免疫機能の維持に効果が期待できます。
亜鉛不足では、
・貧血(赤血球を作る際に亜鉛が必要)
・食欲低下(消化器系の働きが低下するため)
・性欲低下(テストステロンの分泌が低下するため)
・アルコールを多く摂取すると尿から出る亜鉛が増えてしまうので注意
といった症状が現れます。
皮膚のたんぱく質合成に関わるので、不足するとささくれや皮膚炎、爪の変形にも。
また、味覚を感じる味蕾という細胞をつくる働きがあるので、亜鉛不足は味覚異常の原因にもなります。
逆に過剰摂取すると銅の吸収を阻害するので注意ですね。
亜鉛が薄毛を予防する!!
まず、禿げるしくみとして
1.テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化(体内の還元酵素5αリダクターゼによって)
2.DHTが男性ホルモン受容体のアンドロゲンレセプターと結合し発毛が阻害される
といった流れです。
亜鉛は体内の還元酵素5αリダクターゼの働きを抑える作用があります。
つまり、テストステロンがジヒドロテストステロンに変化するステップを抑えてくれることで
薄毛の進行を抑制してくれます。
逆に亜鉛が不足すると抜け毛が増えることもあります。
また、髪の毛も材料がたんぱく質なので、同時にたんぱく質摂取量もしっかり確保すると良いです。
亜鉛は日常生活では不足しがちな栄養素なので、しっかり摂取するようにしていきましょう。
サプリメントを利用するのも効果的です。
ありがとうございました!
菅原
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