【ダイエット】セットポイント理論でリバウンドを未然に防ぐ方法
こんにちは、山形県鶴岡市のジムでパーソナルトレーナーをやっている菅原です。
そもそも人間は、常にある一定の体重を保とうとする機能が備わっています。
例えば、
たくさん食べる→空腹感は下がり、代謝は上がる
少ししか食べない→空腹感は上がり、代謝は下がる
というように、このようにして体重はだいたい同じ辺りに落ち着きます。
代謝が正常に働けば、適正体重になることができるともいえますね。
これはセットポイント理論とも言われています。
それぞれ適正体重が決まっているので、ダイエットや食べ過ぎをしても
基本的にはその適正体重あたりに落ち着いてきます。
このセットポイントも運動量や食事の影響を受けて変わっていきます。
つまり、ちゃんとした努力や怠けた生活はしっかり反映されるということです。
このセットポイントを下げていくことで、スリムな体型を維持できるようになります。
セットポイントを下げるには、長期的に小幅で行うことと休止期間を挟むことが効果的です。
①1ヵ月で2~3kg体重を減らす(無理せず小幅に体重を減らす)
小幅に減らすことでリバウンド、筋肉の減少を防ぐ。精神的にも楽。
②その体重を1ヵ月キープ(ダイエット休み)
このダイエット休みを挟むことで、代謝の低下を防ぎ新たなセットポイントを定着させる。
この①~②を目標体重になるまで繰り返しましょう。
例えば60kgから50kgになりたいなら、5回の10ヵ月ですね。
目標体重になればあとはダイエット休みをずっと続けていれば太りません◎
新しいセットポイントになり体重が定着すればあとは維持なので楽です!
しかし肥満になると、たくさん食べても空腹感がおさまらず代謝も下がり脂肪も燃えない
という太りやすく痩せにくい状態になります。
これは食欲を抑えるホルモンであるレプチンに対して抵抗性(効きづらい状態)になっているからです。
そのため、まずはレプチン抵抗性を改善する必要があります。
この状態、レプチン抵抗性を改善するためにはシンプルに
・規則正しい生活と食事
・十分な睡眠時間
・定期的な運動習慣
が効果的です。
運動ではHIITがレプチンを調節してくれる効果もあるのでおすすめです。
ありがとうございました!
菅原
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