お酒による筋肉への悪影響3つとその対策方法について
「筋トレしてるけどお酒を飲んだらまずいかな?」
こんにちは、山形県鶴岡市の個人ジムで
パーソナルトレーナーをやっている菅原です。
お酒が好きな方、よく飲む方はアルコールが
筋肉にどんな影響があるか気になると思います。
結論からいうと、悪影響しかありません。
どんな悪影響があるかみていきましょう。
1.筋肉の分解
アルコールを摂取すると、コルチゾールという
ストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールには筋肉を分解する作用が
あります。
そのため、お酒を飲むと筋肉が分解されてしまいます。
2.筋肉が増えにくくなる
飲酒により、テストステロンの分泌が低下します。
このテストステロンには、筋肉を増やす働きがあります。
そのため、お酒によりテストステロンが少なくなり、
筋肉が増えにくくなります。
また、mTORという筋合成を促すシグナル伝達回路の
活動をアルコールは低下させ、筋合成を3割も減少させた
という研究もあります。
3.体脂肪の増加
お酒はエンプティカロリーともいいますが、アルコールにも
カロリーはあります。
アルコール1g=約7kcal です。
ビール大瓶1本でアルコールだけで175kcalあります。
また、お酒には糖質も含まれるのでそれも太る一因となります。
さらに、お酒と一緒にたべるおつまみや肴もカロリーが高いので
それも体脂肪の増加へとつながります。
それに、食欲も増進されついつい食べすぎてしまいますよね。
その他にも、
・利尿作用による脱水
・睡眠が浅くなる
・体がむくむ
・お肌の調子が悪くなる
といったことがあります。
それでは次に、お酒の悪影響への対策を見ていきましょう。
対策1:量を少なくする
まず、お酒を飲む量を少なくしましょう。
悪影響も少なくする事ができます。
ビールなら1杯、日本酒なら1合、ワインなら2杯
このくらいにしましょう。
対策2:筋トレ後は飲まない
筋トレ後は汗もかいており、水分が失われた状態です。
そこにアルコールを摂取すると、利尿作用で脱水になる恐れがある
ので危険です。
また、筋トレ後は筋合成が高まっている状態です。
そこにお酒が入ると、せっかく頑張って筋肉が増える状態を
弱めることになります。
筋トレ後はお酒ではなくプロテインを飲みましょう。
対策3:糖質が少ないお酒を選ぶ
糖質ゼロのものを選んだり、糖質が少ないウイスキーや焼酎などの
蒸留酒を飲めば摂取する糖質を少なくすることができます。
ちなみに、糖質制限で有名なライザップでもハイボールなら
飲んでも良いよ、となっています。
以上、アルコールと筋肉についてでした。
この内容を参考に、皆さんが上手くお酒と付き合いながら
筋トレを行っていければと思います。
僕もワインが好きで飲みますが、筋トレをしない日に
2杯まで、結婚式などのイベントでは無限に飲んでいいという
メリハリのあるルールを守っています。
継続が一番です、我慢だけでは続かないので無理なく
頑張っていきましょう。
パーソナルトレーニングでも、どうしてもお酒が飲みたい場合は
一緒に考えてなるべく悪影響の少なく精神的にも負担のない
方法を作っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ありがとうございます!
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