筋トレだけでなくアンチエイジング、健康にも良いサツマイモについて
こんにちは、山形県鶴岡市の個人ジムでパーソナルトレーナーを
やっている菅原です。
今回は、筋トレにサツマイモがおすすめな理由です。
実際に、アスリートの間でも大人気です。
なんだか太るようなイメージもあるサツマイモですが、
どうなのでしょうか?
1.食物繊維とヤラピンが多い
食物繊維をしっかり摂ることで腸内環境が良くなります。腸内環境が整うと、ダイエットや美肌にも好影響が◎
それに食物繊維が多ければお腹も膨れて腹持ちも良いので余計な間食も防ぐことができます。
次に、ヤラピンについて。
ヤラピンとは、サツマイモを切った時に出る白い液体のことです。
これには胃の粘膜保護や排便を促すといった効果があります。便秘の人にもいいですね。
特にサツマイモの皮に多く含まれています。
2.GI値が低い
GI値とは、食後の血糖値の上昇度合をあらわす指標です。
高ければ血圧急激に上昇され、低ければゆっくりと上昇します。
低い方が健康に良いとされます。
お米やジャガイモなどに比べてもGI値が上昇しにくいので、
血糖値が気になる人にもおすすめです。
比較すると、白米は84、食パンは91、パスタは65、サツマイモは55です。
さらにサツマイモにはレジスタントスターチという食物繊維が含まれているのですが、
これも血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
またGI値が低いとインスリンもゆっくり分泌されるので、
体脂肪の蓄積も抑えることができます◎
ただ、焼き芋にするとGI値が80程になり高くなるので、蒸したり煮たりといった
調理方法がおすすめ。干し芋でもOKです。
3.様々な栄養が豊富
サツマイモは穀物と野菜のいいところどりです。
アンチエイジング効果のあるビタミンB、C、E、βカロテン
むくみを改善し血圧を下げるカリウムと、マグネシウムといったビタミン・ミネラルや
抗酸化作用があるポリフェノールを豊富に含みます。
サツマイモの皮に多くの栄養があるので捨てずに食べるようにしてください。
ビタミンCは熱に弱いですが、サツマイモの場合はデンプンに守られているので
加熱することによる減少が少なくてすみます。
また、アミノ酸値がとても高く筋合成に関わるビタミンB6も豊富に含むので
筋トレと相性が良いです。タンパク質と一緒に摂取するとさらに良しです。
サツマイモにはムラサキイモという中が紫の種類があるのですが、
その紫いもにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれます。
この栄養素には肝機能の改善、血液をサラサラにする、目の健康を守る効果や強い抗酸化作用、免疫力向上
などの効果があります。
目に良いというとブルーベリーを思い浮かべるかと思いますが、ブルーベリーにもこの
アントシアニンがたくさん含まれています。
4.重さ当たりのカロリーが低い
サツマイモはずっしりとしていて食べるとかなりお腹いっぱいになりますが、
重さ当たりでみるとカロリーは低いです。
例えば、同じ100gで比較してみると
サツマイモ→130kcal
ポテトチップス→550kcal
となります。
サツマイモを食べたほうが栄養豊富だしお腹が膨れるので優秀ということがわかると思います。
つまり、健康的ともいえます。
一方、ポテトチップスのような加工食品は重さ当たりのカロリーが異様に高く、それでいて
栄養素は乏しいといった特徴がわかります。
以上、サツマイモの良いところを色々と紹介してみました。
スーパーにいけば手軽に買えて、調理も簡単なので
お米の代わりの炭水化物として食べたり、健康的な間食にも
最適な優秀な食材ですね。
ネットでも買えるので、安くかつ大量に届けてくれるので便利です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
菅原
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